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【富士火災海上保険】据置:A /安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 16d0961

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http://www.jcr.co.jp/

16- D- 0961 201 7 年 2 月 2 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

富士火災海上保険株式会社

(証券コード:−)

【据置】

長期発行体格付 A+ 格付の見通し 安定的 保険金支払能力格付 A+ 格付の見通し 安定的 ■ 格付事由

(1) 当社は、A IG グループの日本事業における中核的な損害保険会社。保険持株会社の A IG ジャパン・ホー ルディングスが議決権の 100%を保有している。持株会社は A IG グループの日本事業を統括しており、傘 下には当社のほか、A IU 損害保険、アメリカンホーム医療・損害保険、ジェイアイ傷害火災保険などを擁 する。日本における A IG グループの歴史は比較的古く、外資系損保会社として独自の事業基盤を築いて いる。A IG グループは、日本事業の簡素化とリソースや専門性の集約を進めてきた。その一環として 16 年 4 月からアメリカンホームによる新規契約を停止したほか、当社と A IU 損害保険を経営統合させ、A IG ブランドを冠する新会社「A IG損害保険」をスタートさせる準備を進めている。当社の格付は、A IG グル ープにおけるグローバル戦略上の重要性の高さなどを踏まえ、A IG グループ全体の信用力を反映している。 (2) A IG グループは、当社の子会社で生命保険事業を担う A IG 富士生命の全株式について、パシフィック・

センチュリー・グループの保険子会社である F WD グループに譲渡することに合意している。今後、当社 や A IU 損害保険などを通じて、国内損保市場に経営資源を集中していく方針を示している。J C R は、今 のところ A IG グループにおける当社の戦略上の重要性に大きな変化はないとみているが、グループの経 営方針と当社の位置付けなどを引き続き注視していく。また、A IG 富士生命の譲渡にかかる取引条件等は 依然明らかではないことから、当社の財務への影響についても併せて確認していく。

(3) A IG グループは日本事業において、A IG のグローバルなインフラ、ノウハウを背景に保険引受の厳格化や 高度化を進めてきた。当社について、自動車保険や火災保険において料率・商品改定を実施した結果、損 害率は比較的低い水準を維持してきたが、16/ 3 期から A IG への経営指導料などの支払を開始したことな どにより事業費率は大きく上昇した。16/ 3 期のコンバインド・レシオは前期比上昇しており、17/ 3 期上 半期では 100%を上回った。事業費には A IU との経営統合に伴う一過性の費用も含まれているとはいえ、 事務の集中化および効率化、経費のコントロールなどを通じた保険引受損益の改善が課題と J C R はみて いる。

(4) 当社の有価証券ポートフォリオでは、外国証券の構成比が比較的大きくなっている。足元の金利低下によ り資産運用の柔軟性を確保するのが難しくなっており、収益を安定的に確保できるか、リスクテイク状況 も併せて注視していく。当社単体のリスク量対比でみた自己資本の充実度は問題のない水準を維持してお り、自然災害に対するリスクに対しては、再保険カバーを厚くするなどリスクを抑制している。A IG グル ープは日本事業において E RM を導入し、リスク管理を基軸とした収益や資本の一体的な管理態勢を構築 しつつある。金融環境が変化するなか、リスク対リターンの考え方の整理などを含め、E RM のさらなる 活用が求められよう。

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http://www.jcr.co.jp/

■ 格付対象

発行体:富士火災海上保険株式会社 【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 A+ 安定的

保険金支払能力 A+ 安定的

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2017 年 1 月 31 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:松村 省三 主任格付アナリスト:水口 啓子

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の 種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、 「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「損害保険」(2013 年 7 月 1 日)、「保険持株会社および傘 下子会社の格付け」(2005 年 5 月 31 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 富士火災海上保険株式会社 6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。 本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性 の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外 の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入 手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。 7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明 8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、 独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、 当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス

に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)

項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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